議会質問
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京都府議会・インターネット議会中継
平成28年
京都府議会平成28年12月定例会(12月7日)一般質問
1.CCRC(高齢者共生型まちづくり事業)について
本府においても高齢化と人口減少が進んでいる。また、老後の健康面や経済面での不安や、地域のコミュニティ機能の衰退による孤独感など、不安を抱えている人も多いのではないかと危惧する。 本定例会において京都版CCRC構想による事業費として3億円規模の補正予算が提案されたが、どのような構想なのか、どのような共生社会を目指すのか。
京都府議会平成28年12月定例会(12月7日)一般質問
2.文化庁移転の意義について
文化庁移転は、東京一極集中の是正を図るもので、人の流れを大きく変えることが、大きな意義の一つである。加えて、京都に転入する職員やその家族も、地域の行事や古くからのまちの文化に触れ、身近にある文化財に日常的に接し、地域に溶け込んで生活することが、意義の一つではないかと考えるが、知事の所見はどうか。
3.鴨川の環境整備について
鴨川公園葵地区は、風光明媚な公園であり、周辺には国の重要文化財に指定された旧三井家別邸も隣接するなど、文化的にも優れた地域である。高野川合流部の賑わいと比べると本公園は、少し暗い雰囲気で周りからも孤立した印象を受けるが、文化的にも優れた特性を活かし、周辺地域と一体的に利用され、府民や観光客に親しまれる公園にする必要があると考える。どのような検討をしているのか。
4.外国人観光客に対するソフト対策について
訪日外国人に対しては、現場での地理案内や110番通報を受けるにも言語の問題がある。また、そもそも警察と認識してもらうための表示など、コミュニケーションや意思疎通の問題が考えられるが、どのように取り組んでいるのか。

※文化庁移転の意義について(一般質問より抜粋)
そもそも、この文化庁の移転は、東京一極集中の是正を図るものであり、こうした人の流れを大きく変えることが、大きな意義の一つであると考えます。加えて、京都に転入してくる文化庁職員やその家族についても、京都に住んでいただき、葵祭で新緑の春を、祇園祭で夏の盛りを、時代祭りで染まる秋を感じていただく。また、町衆と一緒に神輿を担いだり、地域に伝わる鉄扇や盆踊り、子どもの成長と幸せを願う地蔵盆にも参加していただくなど、古くからのまちの文化に触れ、あるいは身近にある文化財に日常的に接しながら、地域に溶け込んで生活していただくことが、文化庁移転の意義の一つではないかと考えます。

近藤誠一元文化庁長官も、京都新聞の対談記事で「生活の中の文化は住まないと分からない。職員が実際に住んで文化を体験して味わって政策に反映させなければ。」とおっしゃっておられます。このように京都に蓄積された文化資源を活用して文化振興策を企画していくことや、伝統に基づく新たな文化の創造など新しい文化行政を提案していくことが重要であると考えます。改めて、文化庁移転の意義や効果についてご所見をお聞かせください。

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